サム

ダラス・バイヤーズクラブのサムのレビュー・感想・評価

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)
3.9
マシューマコノヒーとジャレッドレトがW受賞してるのでずっと気になってた作品を鑑賞。2人とも最高でした。

エイズやトランスジェンダーに対しての差別がまだ酷かった時代にHIV感染となり余命宣告されロデオカウボーイが未承認の違法薬を求め奔走する話。

昔のカウボーイ達は偏見や差別のかたまりだけど自分達の生き様に誇りを持っているところはかっこいいなと思う。

昔からの仲間に病気になっただけで揶揄され腫れ物扱いを受けるのは辛いだろうな。
だけどどんな状況でも常に真っ向から立ち向かった姿は漢として本当にかっこよかった。
ガリガリだし常に虚勢を張ってるだけのカウボーイだと思ってたけど度胸と根性が凄かった。

差別してきた者たちと同じ境遇になり初めてその人達のことを少しずつ理解していき、自分がしてきた差別や偏見と戦っていくとこが良いな。

実際に金儲けの為に開発された薬によって被害にあった人も一定数いるんだろな。
素人が勝手に判断ができないからこそ命に関わる全てのモノはいい加減なことしないでほしい。

主治医と話す時だけ無邪気な少年のようで可愛かったな笑
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