りょーこ

キング・オブ・ゾンビのりょーこのレビュー・感想・評価

キング・オブ・ゾンビ(2013年製作の映画)
3.0
イギリス発ゾンビ☆

『ショーン・オブ・ザ・デッド』的な笑いがちょこっと入っていて、たまにクスクス出来ます♪
主要キャラが個性的だし、フラッシュバックも楽しい!

グロはほぼゼロですが、まあまあのゾンビ作品だと思います。



ある日突然、ゾンビだらけになってしまった町。
政府は隔離政策を採り、町から出る者は人間もゾンビも射殺することとなった。

そんな町で、なんとか生き残った冴えない中年3人組。
若者3人と女性4人に出会い、安全な場所を求めて共にさ迷う。

ゾンビに襲われながらも辿り着いたのは教会。
そこで、酔っぱらい神父に会い、一連の事件の真相を知る。
妻を亡くしたサミュエルという男性が、妻を生き返らせようとブードゥー教に手を染め、悪の神"カルフ"を呼び出したらしい。
儀式から7日経てば、妻は生き返るが、世界は混沌に包まれてしまう。

サミュエルとカルフを止め、世界を救う為、生存者達は計画を立てるのだが…



中年3人組が面白い♪
主人公エドは郵便配達員だが、いつも子供からイタズラされ、対処する為、サバイバル術を会得w
太っちょマンチは牛乳配達員で、空き瓶を武器に戦う。
駐車違反監視員ボリスは、何故かやたらと木に登る(笑)
そんな彼等の人生が、たまにフラッシュバックで入るのが楽しかったです♪


が、サミュエルやカルフの辺りは、いまいち分からなかったなぁ…
ブードゥー教とかゾンビキングの話が出てくるのですが、それを教えてくれるのはぐでんぐでんに酔っぱらった神父でしてw
こちらとしても、ゾンビに理由とか求めていないので、長々と説明されるより、殺し方を教えなさいよ!とww
ま、そんな神父もなかなか個性的で好きでした♪

という訳で、ちょいちょい面白いシーンはあるのですが、グロは少なめ、若干説明がだるい、惜しい作品でした。
りょーこ

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