キネマ寸評

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主のキネマ寸評のレビュー・感想・評価

4.5
アントン・イェルチン。
ホントにいい俳優。演技も存在感も喋りも全ていい。亡くなったのが本当にもったいない。本作の生死を扱う話とオーバーラップして切なくなる。この人が出た作品は演技力が良すぎてどれもいい映画になってしまう。

クーンツ原作。
原作はこんなにポップなのだろうか。軽いノリと会話劇、ブラックなジョーク。キャラ立ちがみんな良い。原作がしっかりしていたんだろう。何というラストだ。既視感はあるけどそれ以上に感動した。

スティーブン・ソマーズ。
ハードな内容ながら出来上がりがカワイイ。ポップなのだ。脚本からプロデュースから手掛けただけあり、思い入れがありそうな出来栄えだった。

アディソン・ティムリン。
前にドラマのZero Hourで観てかわいくて主役から皆んな霞んでしまった人。キャラ立ちが最高にいい。主役。ファッションも語りも存在感も全てカワイイ。

脇役。
デフォー。警官や殺人鬼。地縛霊とか友達やら。面白かった。

全て良かった。
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