まよいマイマイ

野のなななのかのまよいマイマイのレビュー・感想・評価

野のなななのか(2014年製作の映画)
4.5
圧倒的なパワーで約170分を強引に観る者を引き込む作品。
生と死、虚と実、映画と生活、さまざまなエッセンスをぶち込んで闇鍋のごとく何が入っているかわからない鍋をつついて、わけわかんねーでもおもしれー、な作品
初見ではわけがわからない、いや一生かけてもわけわからない作品なのかもしれないけれど、この作品を観た、飲み込んだ時の違和感、異物感、けれどそれは不快ではなく妙な安堵感がある
常盤貴子、安達祐実がまさに大林宣彦作品を体現していて印象を残している
もう一回観るぞ!いや、これから何回か観るだろう。『この空の下 長岡花火物語』も含めて。
狂人、大林宣彦!
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