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処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2021/8/30鑑賞。77点。

〈見所〉
・死ぬのは今日じゃない
・スターウォーズヲタク

〈あらすじ・ネタバレあり〉
前作ラストの直後。
マルティンは、襲撃に来たゾンビたちを倒して車で逃げ切る。ゾンビを率いるヘルツォーク大佐は車のドアにしがみつくが、向かい側から来たトラックに轢かれてしまい、右腕を失う。

山のふもとに降りたヘルツォーク大佐は、雪山で見つけたマルティンの右腕を自分に結合する。大佐は、部下を率いて次々と町を襲い、ゾンビにしていく。

マルティンは、意識朦朧となって事故を起こす。病院のベッドで目覚めたマルティンは、前作で死んだ友人たちや恋人・ハナの殺害容疑をかけられる。
車の中にあった大佐の右腕を、マルティンのものだと勘違いした医師は、手術を施して繋げていた。大佐の邪悪さが宿る【悪魔の右腕】は非常に暴力的で、マルティンの意思を無視して医師を殺し警官たちを襲う。
さらに厳重な拘束を受けたマルティンは、病院患者の少年にチョコをあげると嘘をついて脱走の手助けをさせる。
【悪魔の右腕】は、少年や追いかけてきた巡査を殺害。マルティンは、少年の話していた【ゾンビ・スクワッド】と呼ばれるハンター集団に連絡をする。
だが、【ゾンビ・スクワッド】とは名ばかりで、実際のところはゾンビの実在を信じるオタク3人の集まりだった。

【ゾンビ・スクワッド】のリーダー・ダニエルは、メンバーのモニカとブレイクを連れてノルウェーに飛ぶ。

一方マルティンは、ナチス博物館に行き、ヘルツォークの過去を調べる。
ヘルツォークの目的は、雪山の宝を手に入れることだけではなく、生前ヒトラーに命じられたタルビック壊滅作戦を成功させることだった。

博物館に、ヘルツォークがゾンビを率いて現れる。ヘルツォークは、博物館の客たちを襲撃した後、地図を手に入れて去る。
博物館の職員・グレンは、マルティンの腕にヘルツォークと同じ蘇生能力があると気づく。
【悪魔の右腕】で死者の顔に触れると、ゾンビとして復活させられるのだ。
マルティンは【ゾンビ・スクワッド】と合流する。

かつて、ヘルツォークに処刑されたソ連軍・スタヴァリン中将の存在を知ったマルティンとダニエルは、彼を蘇らせてナチスゾンビと戦わせる作戦を立てる。
スタヴァリンと彼の部下たちが眠る山に着くと、マルティンは彼らを蘇らせる。
スタヴァリンは、マルティンに忠誠を誓う。

その頃、ヘルツォークは、戦車や武器を調達し、次々と人々を襲っていく。
グレンが囮になってゾンビたちを沼に誘い込み、モニカとブレイクが手製爆弾で殺す。ヘルツォークは、グレンたち目掛けて戦車砲撃を仕掛ける。
その後、タルビックに進む。

タルビックに一足早く着いたマルティンが、ダニエルとソ連軍と共に待ち伏せしていた。
マルティンたちとナチス軍が衝突する中、実は生き延びていたグレンたちが合流して応戦。
ヘルツォークは、スタヴァリンを殺害。スタヴァリンの死によって、ソ連軍は皆死者に戻る。
マルティンは、リーダーが死ねば部隊も壊滅する仕組みだと見抜く。つまり、ヘルツォークが死ねばナチス兵士のゾンビも死ぬ。
マルティンはヘルツォークと肉弾戦を繰り広げるが、倒れてしまう。
だが、ダニエルがナチス戦車を乗っ取ったことに気づいたマルティンは、ヘルツォークの注意を自分に向かせる。ダニエルは、ヘルツォークの頭目掛けて砲撃。
ヘルツォークは死に、ナチス兵士たちも使者に戻る。

【ゾンビ・スクワッド】と別れたマルティンは、【悪魔の右腕】を使ってハナを生き返らせ、そのままカーセックス。
そこに、マルティンが最初に復活させたゾンビ1号が、彼を訪ねてEND。

エンドクレジット後。
どういうわけか生き残ったナチスのゾンビ医師が、ヘルツォークの生首を見つけ出す。
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グレンが最後に伝えたかったのは自分がゲイであることだろう…
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