このレビューはネタバレを含みます
大好きな青春映画
子供と大人の狭間でモヤモヤを抱えながら過ごす4人の高校生の最後の夏休み
はやく大人になりたい子
大人が何かわからない子
大人になることを強いられる子
素直に目の前のことに取り組む子
お互いがお互いの「大人」をぶつけ合いながらその痛さに気付く
頭から布団に潜りたくなるムズ痒さ
懐かしい切ない居心地いい
風景と群像に醸し出される空気が澄み切っている
「まずは足元を見てごらんよ」という印象的な台詞
明確な感情を掘り当てるためにとても大切なおまじない
自己の確立
橋本愛が大地の女神にみえるやつ
肝油ドロップのグニュっとシャリっとした噛み心地に爽やかな甘酸っぱさとちょっとした苦味と後から優しく広がる甘さ