ぶぅ

そこのみにて光輝くのぶぅのネタバレレビュー・内容・結末

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

この映画も舞台が生活底辺だなぁ、、、女性が性的搾取の苦痛から逃れられない息苦しさを池脇千鶴が好演。
そこから飛び出そうと思える相手との出会いと、そんな夢を見てはいけないかのように自分の力で立っている場所から引き摺り下ろされるような身勝手な暴力。弱者を支配下に置いたり、脅しや賄賂根回しが当然の文化。足に繋がれた鎖のようだ。
この映画で描かれていることは、好きとか嫌いの嗜好の問題ではない。否応なしにそこにある現実。そこに生まれたからにはそこで生きるしかないのだ。もがくしかないのだ。
ぶぅ

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