このレビューはネタバレを含みます
なんでお互い好きになったのか、訴えかけてくるものがなく、それゆえに薄い印象しか残ってない。
あらすじに千夏の思わぬ過去が明らかになっていく…という主旨の文言があったのでいつ何が明かされるんだろう?とどきどきしながら観た。
なのにこういう、孤独な者同士が惹かれ合う系の映画にありがちな設定で、肩透かしをくらった。割とすぐ明らかになったし。
父親から性的虐待を受けていて手を下した結果が今、とか何がでてくるのかハラハラしながら待ってたのに。
菅田将暉の、何も考えてなさそうな明るさの裏にあるものを、考えさせられる演技がすごかった。
それにしても綾野剛って首から肩にかけて(特に肩甲骨らへん)、色気が凄まじいですよね。
綾野剛と海で抱き合えるように、顔を上げたままの平泳ぎができるようになりたいです。