そこのみにて光輝くのjunketingのレビュー・感想・評価

冴えない人生を送る二人が出会って、本当に好きになって行くに連れて、普通の人達にはない、純粋さを発揮する。綾野が彼女の愛人にわざわざ殴られに行く場面、池脇が車の中で愛人との行為を拒否する場面、まさにそこのみにて光輝いている。最後のうらぶれた函館の海に光が射しているシーンも素晴らしい。