折れてはいるだろうけど、堕ちてはいないんだよな。
それが良いか悪いか、意図されたものかどうかは置いておいて、達夫(綾野剛さん)、拓児(菅田将暉さん)、千夏(池脇千鶴さん)に共通して感じられたことだった。
もっとリアルに描いたら目も当てられないからこのくらいにしたのだろうか。
序盤の達夫の歩き方にまだ活力があるのが印象的だった。堕ちてはなかった。共感はできなかったが。
恋愛要素については苦手分野なのですまんわからん。綺麗ではあった。
まあ、「もう何もない」ってときに見放さないでいてくれる人がいるのは、力になるよね。
要所要所に挟まれる、海と山と空のカットが美しかった(相当天気待ちしたんだろうな)。