百瀬、こっちを向いて。のMaruのネタバレレビュー・内容・結末

とりあえず、森鴎外の舞姫を渡してくる男なんか見限りなさい。ってめっちゃ言いたかったです。（笑）


映画としてだとそんな面白くないかもしれないけどキャラクターの感情の動きとかはすごいよかった、小説だともっと豊かなんだろうなー


きらきら透明なはずの高校生にこの関係性、感情を託しちゃうあたりが、青春物語に見えてすごく残酷。

他人の人生についてならいくらでも「間違ってる」「それは幸せじゃないよ」って言えるんだよねえー、とどうしようもないことを俯瞰する相原くんの気持ちがよくわかる

原作っていうとてもいい設計図をもとに作られた映画だなあと思います。