良い人生を送るために、何度も何度も正解を追い求めてタイムスリップする青年ティムが羨ましくて仕方なかった。実際はこんなことまだ実現不可能な世界だとわかっているけど、正直羨ましすぎない？もし自分が過去にタイムスリップできたら…って想像を膨らませてしまったよ。
本作ではティムとメアリーが主役かと思いきや、実際は父と息子の物語なんじゃないかと感じた。父親がティムにタイムトラベルで幸せになるのではなく、本当に幸せになれる秘訣を教えるんだけど、これは私も実践したいと思えるものばかり。ティムの「僕たちはみんな人生を一緒にタイムトラベルしてる。今を精一杯生きてすばらしい日々をかみしめよう」って言葉もいい。
この映画がなぜこんなにも多くの人に愛されてるかわかる気がした。今は特にコロナで色々なものが停滞し、自分も足止めされてる気がしていたけど、視線を外してみると小さな幸せがたくさん落っこちていることに気づくかもしれない。
