ともちん

アバウト・タイム 愛おしい時間についてのともちんのレビュー・感想・評価

5.0
冴えない男子が21歳の誕生日、自分に代々タイムスリップ出来る力があることを父親から知らされ、幸せを求める「時間の過ごし方」の話。
途中まで、おもちゃのようにこの能力をティムは使う。時間の過ごし方で出会えた人と出会えなくなったり、、と観ていてハラハラ、楽しい。

ところが、ある時から「ではお父さんはどうやって能力を使っていたの?」という疑問を解決してくれる描かれ方も良い。そして見えてくる能力が万能では無いこと。
縛りが出てくる中で、どのように時間や能力を使ったらハッピーに過せるか葛藤するティム。
やっぱり映画って良いな!大好きだ!と思わせてくれた良い映画だった。
「タイムスリップしても成就しない恋愛はしない」というのは特に良い、リアリティのある設定だった。

気づいたらリチャードカーティスの『ブリジットジョーンズの日記』『ノッティングヒルの恋人』『ラブアクチュアリー』全てのサントラを持っていたけれど、今作のサントラも良く、欲しくなった!!
ともちん

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