日常で、たまにふと
この作品を思い出すことがある。
タイムトラベルの設定には
ハテナ？なところもあるのだけど
ゴリゴリのSFってわけじゃないし
あんまり考えすぎなくていいかな。
本質としては
特殊な力を描くことで逆に、
結局はそんな力に頼らなくとも
毎日は新しい発見に満ちていて
人生は美しい、そう感じ取れる力を
本来わたしたちは持っている、
ということを伝えていて。
この作品を観終えた多くの人が
こんな想いを抱くだろう。
“今までなんとなく過ごしていた
一日一日を大切にしていこう。
未来を大きく変えることのない
日常の些細な行動や言葉一つでも
自分や他人を幸せにできるのだから。”
それは名作と呼ばれるに相応しい
ステキな影響力だと思う。
それにしても
たいした条件や回数制限もなく
本当に羨ましい能力だな〜
グータラのわたしはまず思った、
二度寝し放題！って。
一度でいいから、使えたなら。
もう会うことの叶わない
あの子たちが元気だった頃に戻って
ほんの少しでいいから
昔通りの、何気ないけれど
愛おしい時間を
過ごさせてください。
