面白いという噂を聞き、ノーマークだったが、観てみた。冒頭からの細かな街並みに驚かされ、炎や煙までもLEGOで表現する徹底的なこだわり。さらに燃える鉄板のストーリー、そしてパンチの利いたギャグとマニアックなパロディ。なるほど確かに子供向けにしてはなかなかの佳作じゃないか‥‥などと思っていたら、ラスト近くのあの展開!いやいや、これは子供向けなんかじゃないぞ!涙が止まらない。これ傑作じゃないか!
その昔、ある日帰宅すると、お気に入りのアンギラスやガイガンのソフビが5歳の息子に爪切りで角や刺を綺麗に整えられていたのを見て、男泣きしながらもちょっとホコッリしてしまった事を思い出した。そんな息子も今や来年大学受験である。