yumiko

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅のyumikoのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

100万ドル当選したかのように見せかけた商法を、本当に当選したと思い込む年老いたウディのお話。どうしても当選金を回収しに行くと言って聞かないウディを息子のデイビッドがモンタナからネブラスカまで連れて行く。

道中でウディの親戚の家に泊めてもらい、墓参りをしたり、ウディの生家を訪れたり。

この映画は全く好みではなかった。むしろ怒りが込み上げてならない。ウディにお金が入ることを知った友人知人や家族が寄ってたかって、お金を取ろうとする。奥さんはずっと文句を言いっぱなし。すごく口が悪い。ウディ自身も超頑固。全編モノクロの意味もよくわからない。新しいトラックでホーソーンを通過するシーンは、嘘をついてるみたい。最後は親孝行みたいになってるけど、ウディはトラックが嬉しいだけで息子との絆が深まってるのか?そもそもそんなに仲が悪い親子ではないよね。

でも、これって現実なのかなと。ふと思った。世の中いい人ばかり出てくる話なんて嘘くさいし、一緒に時間を過ごしたかった息子デイビッドの優しさなのかな。心地いい話ばかりが、「幸せ」な訳ではなく、人それぞれ、いろんな幸せがあるのかな。と感じた。

なんか修行みたいな映画だった。
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