まず音楽が素晴らしく印象的。出だしからエンドロールまで、どの曲も良くて、サントラ版が欲しいと思った。
映像もモノトーンで、ストーリーも派手さは無い。初めはこのテンポで良いのか?などおもっていたが、話が進むにつれて、引き込まれてゆく。この映画、観終わった後からもジワジワ来る。
そして息子のデイビッドがとても優しい。旅をしながら親の歩んで来た人生を知るにつれ、彼なりに感じるものがあるのだろう。益々優しくなって行く。ラストのディビッドの計らいも素敵。これは日本映画では絶対に描けない。 父親に賞金を取りに行く理由を聞くところもグッときた。
広大なアメリカの風景と音楽に乗って 素敵な旅が出来ました。良い映画だった。