What is your unforgettable memories?
それは、何年たっても、どんなことがあっても、決して色あせることのない、かけがえのない宝物……
カクレクマノミのニモの一番の親友で、何でもすぐに忘れてしまうドリーが、たったひとつ忘れられなかったもの…
それは、幼い頃の《家族の思い出》でした。
どうして、その思い出だけを忘れなかったのだろう？
そして、ドリーの家族はいったいどこに…？
謎に包まれた秘密を解く鍵は、すべてこの作品に丁寧に織り込まれています。
ニモの奇跡の冒険から1年後、カメのクラッシュやマーリンなど個性豊かな仲間たちも加わり、ドリーの家族を探す感動の冒険がスクリーンに還ってきます！
あなたもこの夏、宝石のような美しい世界に包まれた《忘れられない旅》に出かけてみませんか？
アニメーション映画全米歴代オープニング興収記録を塗り替えるという快挙を達成！
そんな美しい映像と想像を上回る展開で、誰もを夢中にさせるディズニー&ピクサーの大ヒット最新作が13年の時を経てスクリーンに！
監督には「トイストーリー」をはじめ多くのピクサー映画を担当したアンドリュースタントン！
製作総指揮にピクサーが産声をあげた時から、トップとしてそれを支えてきたジョンラセター！
音楽には「ショーシャンクの空に」「ファインディングニモ」「ウォーリー」「007スペクター」「ブリッジオブスパイ」などを作曲したトーマスニューマン！
世界的権威のある映画の祭典アカデミー賞で6回ノミネートするがいずれも受賞ならず、今年度アカデミー賞で作曲賞受賞なるか期待がかかる！
美しく重厚な彼の音楽は作品の世界観を忠実に描き出し、ゆったりとしたまさに忘れられない旋律として有名。
今年度のアカデミー賞でもノミネートはほぼ確実でしょう。
ただ、受賞にまではいかないかもしれない。
そしてディズニー映画と言えば気になる主題歌！
今作の担当はSiaの”Unforgettable”！
またこの音楽がとてつもなく良いんです！
雰囲気といい、独特なSiaの歌唱力と表現力で完璧に観る側を魅力していました！
早速walkmanに入れましたよ(*^^*)
美しいサンゴ礁を色とりどりのサカナたちが優雅に泳ぐオーストラリアの海を舞台に、カクレクマノミのマーリンが人間に捕まった息子ニモを探す冒険に出る「ファインディングニモ」。
2003年に公開された同作は、当時の最新CG技術による海の描写と、マーリン&ニモの”家族の絆”の物語で世界中を魅了！
製作したディズニー&ピクサーに初めてアカデミー賞長編アニメーション賞をもたらし、”ニモ”がカクレクマノミの代名詞になるほどの社会現象を巻き起こした。
そんな大ヒット作で”忘れてはいけない存在”といえば、マーリンと共に行動した陽気なナンヨウハギのドリー。
何でもすぐに忘れてしまうニモの親友が、この夏、自分の家族を探す壮大な冒険を繰り広げる！
ニモを助け出してから一年。
ドリーは幼い頃一緒だった家族との記憶を思い出す。
ニモたちと家族を探す旅に出た彼女が辿り着いたのは、約1万kmも離れたカリフォルニアの海洋生物研究所。
人間に捕まりながらも研究所内を探索するドリーは、やがて過去にまつわる驚くべき秘密を知る。
一方、ドリーを救い出すため、ニモ&マーリンも大胆なアイデアで研究所へと侵入する。
ドリーの冒険はトラブルの連続！
でも”自分ができること”を常に考えて、前向きに進んでいくドリーの姿に私達は胸を打たれる！
前作の冒険を経てちょっぴり成長したニモが、今回は父マーリンと共に親友であるドリーの家族探しを手伝うことに！
だが、ドリーの家族が見つかるということは、ドリーとの別れを意味するのではないか？
そんな切ない友情の行方にも注目！
果たしてドリーは家族と再会することができるのか？
彼女と仲間たちの先読みできない大冒険が、最高の興奮と感動を呼び起こす！
ドリーは家族を懸命に探すものの、その忘れっぽさが足かせになり落ち込むことも…。
そんな弱点も実は考え方次第で未来を切り開く強みになるという人生の深みをピクサーが今作のストーリーを交えて私達に伝えたいメッセージの一つなのである。
研究所で遂に家族の手がかりをつかんだドリー。
ところが今度はドリーを追ってきたニモとマーリンに危機が迫る。
会いたかった家族の捜索か？
親友の救出か？
究極の選択を迫られたドリーが取る行動とは…！？
後先を考えずに動く彼女のまっすぐな想いに思わずポロリ…
人間に捕まり海洋生物研究所に迷い込んだドリーは、自身の過去の秘密がこの場所にあることを知る。
海洋生物を保護・展示していて、人間だらけの施設内を、ドリーはハンクに協力してもらい探索。
サカナにとって、まさに命懸けな人間世界での冒険は、ヒヤヒヤするほどスリリング！
ストーリーと照らしながら今作の魅力について語ってきたが、少しピクサーの裏側も探ってみたいと思う。
ドリーの前作「アーロと少年」で実写としか思えない驚異のCGアニメーション映像に心を奪われた人も多いはず。
本作のみならず、常にクオリティの高い、老若男女誰の心にも響く作品を作り続けてきたピクサーアニメーションスタジオが、今年で創立30周年を迎えた。
実はピクサーの母体は、あのジョージルーカス率いるルーカスフィルムのCG部門！
後にそれがアップル社の創業者スティーヴジョブズに譲られ、社名がピクサーと名付けられた。
そしてピクサーを発展させたのが”ミスターピクサー”の異名を持つジョンラセター！
アカデミー賞長編アニメーションの常連キャストが集まるピクサースタジオはまさに最強の宝箱！
今年度アカデミー賞にも今作がノミネートされることは確実でしょう！
受賞されることを願って……
ちなみに本編が公開される前に短編映像「ひな鳥の冒険Piper」が上映！
エサを取りたいけど打ち寄せる波に怖くて尻込みしてしまう……
しかしひな鳥は次第に内に秘めた勇気が芽生え始める！
ちょっとした映像作品で感動を創り出すピクサースタジオは本当に素晴らしい！
あっぱれです！！！
そんな短編がピクサーの未来を担っているんです！
手腕を見込まれチャンスを与えられたり、これらの短編で新しい技術の試みを実験的に行っている。
そしてそこでの成果を長編に応用していくわけ！
どうでしょう、ワクワクしますよね？
今作はアカデミー賞長編アニメーションとトーマスニューマンの作曲賞に期待がかかる！
来年2月末、ドリーが名を刻むことを心から楽しみにしていましょう！
ドリーの声優エレンデジェネレスの独特な声をはじめ、すべてのキャラクターに命を吹き込み切った！
映像ではピクサーならではの圧巻の素晴らしさ。
もう何も言うことはありません(⌒▽⌒)
しかし、はっきり言わせていただくとストーリー展開は前作の方が断然良かったです！
スコアが低めに設定してあるのもこれが理由。
やはりこの点で言うと、原作のある映画の方が有利になる。
どうしてもオリジナル作品でしかも続編となると無理も生じ、ネタも底をつく。
ストーリーは最大の難関にして、最大の注目ポイントなのである。
いろいろ言いましたが、今作は決して駄作ではありません！
これを駄作という奴は逆にどうかしています笑
是非アリスとインデペンデンスデイを鑑賞済みの方はドリーを観に劇場へ足を運んで下さい！
全米で大ヒットしたワケが分かります！
ドリーは家族を探し出すことに成功したんだから、決して”忘れんぼう”じゃない！
どんなに忘れていても、何事にも挫けず失敗を恐れなければ、きっとあなたも成功するはず！
この世に”不可能”なんてありません！
最後まで泳ぎ続けること！
それがあなたの出来る最良の手段であり、成功への一番の近道なのです！
私がこのレビューで最初に聞いた問いを覚えていますか？
このレビューをあなたが読み終えた時に、その答えが浮かぶことを願っています。
