Maiko

ファインディング・ドリーのMaikoのレビュー・感想・評価

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)
3.6
『ファインディング・ニモ』から13年。

今度の主人公は、ナンヨウハギの忘れん坊ドリー。ドリーは、親友であるカクレクマノミのニモとマーリン親子と共に自分の家族を探す旅に出かけます...果たしてドリーは家族と再会できるのでしょうか?

ずっと気になっていた今作。ようやく観ることができました!

良かった!!!映像美が素晴らしかった!!!まるで実写のように鮮やかで幻想的でした☆個性的なキャラクターも印象的でした。つぶらな瞳のラッコたちの可愛らしさは反則です(笑)ドリーを助けるミズダコのハンクがカッコよかったです!!!日本語版キャストである上川隆也がピッタリでした!

単純なストーリーだけど、終盤は思わず涙がポロポロ、、、今作では、ドリーが抱える「障害」に焦点が置かれていました。ドリーは、話していたことや物事など何でもすぐに忘れてしまう「記憶障害」です。彼女の両親は、そんな娘を叱るのではなく、「よくできたね」と褒めます。障害と向き合いながらドリーに愛情を注ぐ両親や、彼女を理解して支えるニモやマーリンのような友達がいてドリーは幸せだと思います。

私自身、言われたことを理解するのに時間がかかったり、思っていることを上手く言葉にできなかったりと色々抱えてきました。けれどそんな私を、両親は根気強く支えてくれました。今の自分があるのは両親のおかげです。...おっと、話が脱線してしまいました(笑)

皆それぞれに「欠点」があります。それを否定するのではなく、理解して支え合うことが大切なのです。観終わったあと、心が温まる感動作です☆
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