MasahideYoshida

ファインディング・ドリーのMasahideYoshidaのレビュー・感想・評価

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)
3.3
2016年公開
監督 : アンドリュー・スタントン&アンガス・マクレーン
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健忘症のナンヨウハギが、かすかな記憶をたどって自分の両親と"Home"を探しにいく旅のお話。

自分らしさを信じるには他人のチカラが必要ということ。劇中、いろいろな「欠点」を持ったキャラクターたちが出てきて、それがゆえに自信を失っていたり、他者とうまく関われなかったり。そんな中で、その「欠点」を認めて乗り越える応援をする存在が、本人の活躍を引き出して、それがその欠点を「個性」として自信につなげて、突き抜けていく。ダイバーシティのお話だなあと思った作品。

周りの人の勇気と真心こそ試されるんだなあと思った次第。相変わらずピクサーはいちいち人間を問うてくる。映像は前作からさらにさらに進化して、水面とか、すごいなあと。