わすれんぼうドリーの大冒険。
今作は前作の深海特有の映像美ほどは無かった印象。
前作を知っていると、より面白く最後のオマケも楽しめると思います。
それぞれのキャラクターの個性もしっかり描けており、さすがはピクサーだなと関心するばかり。
特にタコのハンクはタコ特有の描写はもちろん、照れて赤くなったり水槽でドリーを模した手で寂しがったりと観ていてとても楽しかったです。
ただ、彼の海への恐怖心はなぜなのかはっきりしていない為、今後もし次回作があるとするならば彼についてまた掘り下げて欲しいですね。
なによりラッコの可愛さが一番心打たれました。
ドリーの両親の、何年もドリーを信じ道標を置いていた事を思うと胸打たれます。
欠点があれど周りの手助けは勿論、頑張れば報われるといった誰しもが共感するであろうストーリーなので老若男女楽しめる映画だと思われます。