Maedddd

人生、サイコー!のMaeddddのレビュー・感想・評価

人生、サイコー!(2013年製作の映画)
3.0
現実味はない(笑)精子提供で生物学的においてたが、532人の父親にヴィンスヴォーン演じるデイビッドはなる(笑)
彼とその子供たち、彼に巻き込まれる家族たちの絡みは見ていて心温まり、大いに笑わせてもらった‥‥時に彼のだらしなさに怒りも少々(笑)

特に感じたことはどう受け止めるかが大事だということ。現実味はないが500人の子供の父親になってしまい、身元請求をされ、社会的名誉失墜の危機に急遽に陥る。普通なら匿名を維持し彼には妻子もいることだし面倒からさけてしらばっくれればいい。しかし、彼は自分が誰の父親かそうでないかは自分が決めることだと断言。逃げるのではなく最後までその現実に向き合い、その子供たちと名乗り出ることはせずあくまで他人、友人として接していく。ラストは…‥‥
どんな現実だろうと真摯に向き合い考え悶えれば、妥協しなければ最良の決断を得られる。受動的になるのではなく人生を能動的に送る。
それに普通ならとか曖昧で恣意的な尺度にとらわれてはいけないと改めて思った。普通なんて理屈だけで物事を進めては行けない、思考を停止してはいけない。悔しくもクレイジーなマスかき大王に考え直させられた(笑)

最後に印象的だった言葉を紹介したい。主人公デイビッドが自分がスターバック(精子バンクの名前で、500人の子供の生物学的な父親は世間では誰かは知られてなかったが、俗称て呼ばれていた。)と名乗り出ようか父親に相談し、彼を送り出す時に父親が送った言葉である。
“My great good fortune in life is to see my boys every day . That,for me,is success.”
Maedddd

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