①地球上の誰かがふと思った
「人間の数が半分になったらいくつの森が焼かれずにすむだろうか」
地球上の誰かがふと思った
「人間の数が100分の1になったらたれ流される毒も100分の1になるだろうか」
誰かがふと思った
「みんなの未来を守らねば」
この“ 誰か ”と本当の“ 寄生獣 ”の正体が明らかになる完結編。
原作を知らないが故に想像していた以上の深いテーマの驚きを味わう事が出来た。
途中から何となく結末や答えは想像できてしまうが、消化するには時間がかかりそう。
②同じ時期に見た韓国映画も似たテーマの映画で、どちらの作品も「人間とは」を語るうえで避けては通れない“ 性 ”を命の極限状態で生々しく描いています。
賛否両論(否が多い?)あると思いますが、田宮良子の授乳シーンといいこの辺りを丁寧に描写する事でテーマに対してより深く入る事が出来たと思います。
人によっては単に私が欲求不満と思っているかもしれませんが…
確かに橋本愛ちゃんの下着姿には下衆な想いが湧いてしまいました。
男の本能とはいえ反省!
③前編から終始、深津絵里さんの演技に魅せられてしまった。
現実社会でも問題になっている得体の知れない物(者、国、宗教)との共存の可能性を握る重要な役を見事に演じておられ、赤ちゃんをあやす時のあの笑顔に思わず涙が溢れてきました。
う〜ん、なんか重たくなってしまったなこのレビュー…
2015/4/26 TOHOシネマズ上大岡