公開時劇場で。
とにかく目が潤う美しい映画だなと思う。セットも衣裳も素敵でキャストも適材適所。リリー・ジェームズかわいい。
アニメ版と大きく違うのは歌わないことと、舞踏会前に王子と先に出会ってること。あとルシファーやネズミたちのトムとジェリー的なのも全くない。それ以外はトレメイン夫人の背景を少しつけたりエラのパパママのエピソード入れて味付けしていた。
アニメ版のこき使われながらもはいはい今やりますみたいなうまくあしらう感じはほしかったな。あれがなかったのは残念。
継母たちに耐えかねて馬にまたがり屋敷を飛び出すシーンはとてもいい。苦しくて泣きながらも力強くかっこいい。
リリー・ジェームズは圧倒的に美しいし、悪い顔が似合いすぎるケイト・ブランシェットも最高で存在感抜群のノーブルなヴィランになるな。ドリゼラは「ダウントン・アビー」のデイジーだったんだ!
この年は「キャロル」でもアカデミー賞にノミネートされてたサンディ・パウエル。さすがすぎて全てが美しすぎた。