1970年代に実在した連続殺人犯エドモンド・ケンパーをモチーフにした作品。
台詞等、ケンパーの知能指数の高さを表す脚本はなかなか!
作りは安っぽく、オチも微妙ながら、途中までは知的なやり取りがあり、個人的には好きな部類です。
ケンパーが犯人と判明しているので謎解きのスリルはありませんが、刑事とのやり取りが面白い♪
事件の分析から心理分析まで、なかなか捻りが効いた会話が楽しめました。
また、最初から生首 in オーブンとか、ディスポーザに突っ込まれた声帯とか、グロもあり!
低予算作品で駄作ギリギリではありますが、きちんと踏み止まってます。
ケンパーをモチーフにしている時点で犯人なのは明白、ならばそこをどう追い詰めるかをもう少し練ったら面白い作品になったかもなぁ…と。
脚本が良かっただけに惜しい!