今回は、まーしーさんとコラボ
新作公開前までにっていうか新作公開しちゃったけど「ドラえもん」ガチ勢がレビューする
「わさドラ」の魅力マラソン その10
今作通算では34作目、第二期では9作目にあたる作品
映画および大長編第3作
「ドラえもんのび太の大魔境」のリメイク作品
監督は「新のび太の日本誕生」や「のび太の月面探査記」の「八鍬新之介」監督
脚本は引き続き「清水東」氏
ちなみに今作「藤子F不二雄生誕80周年記念作」
話は
ある夏の日、のび太はジャイアンスネ夫に
夏休みに「大魔境探検」をしたいからドラえもんを説得しろと頼まれる
しかし実際、地球は隅々まで探検し尽くされてるから、いまさら魔境だの秘境なんてもんは無いと断られる
だが試しにとドラえもんは
「自家用衛星」を打ち上げ
2人で様子を見ることに
そんなのび太が珍しくやり遂げようと努力をする姿を見て
ドラえもんは俄然協力してくれるのだった
軌道修正しアフリカに絞って探ることに
途中ママにお使いを頼まれたのび太は、その道中、空き地で汚れた犬を見かけ
ほっとけないのび太は優しさからエサを余分に買って与えてしまったために
そいつがついてきてしまったものの
ママがやらかしたヘマを帳消しにしてくれた恩から犬を飼ってもらえることに
「ペコ」と名付けられたその犬と過ごした
次の日
ペコが
衛星写真の伝送を再開させて山のようになった衛星写真の中からある一枚をのび太に差し出す
そこには謎の建造物が写し出されていて
上空からの写真なので、更に「六面カメラ」で360度立体的に加工したところ
「巨大な石像」であった
すぐさま出来杉の元に向かい
場所を説明すると、挙がった答えが
「ベビースモーカーズフォレスト」
と呼ばれる中部アフリカの魔境だったことが判明
次の日
みんなを集めペコと共に魔境探検へ出発するのだった‥‥
とにかく今作は冒険のワクワクとジャイアンの男気
それに尽きる作品
やたら魔境探検にこだわり
わがまま放題でみんなを困らし挙げ句の果てに全部俺のせいなんだろと1人抱え込む
前半のジャイアン
後半の仲間を見捨てないと決意するジャイアンと、とにかく前半と後半のギャップが最高
コレを観たらたぶん、割り増しでジャイアンが好きになると思う
ちなみに八鍬監督の作品というと
やはり基本はオリジナルに沿ってるんだけど
オリジナルの楽しさをさらに倍にしてくれる
のが特徴
本当、彼はリメイクの天才だと思ってる🤣
そして探検の前半から
後半の「ペコ」が実はバウワンコ王国の
クンタック王子であることが判明し
裏切った、ダブランダーから王国を取り戻す話へとなって行く
ここでキーとなるのが
あの巨神像と
それを動かすための予言
「先取り約束機」というひみつ道具と
タイムパラドクスの伏線回収と
本当オリジナルに沿ってるけど
面白い脚本なんだよな
ちなみに小栗旬が2度目のドラえもん声優に起用され
今回は「サベール将軍」を演じるんだけど
これがビックリするくらいハマり役で
自分劇場でエンドロール見るまで気が付かなかったくらい
でもってゲストキャラクターは、ほぼほぼ原作と同じで
「ブルスス」も「チッポ」も「スピアナ姫」も「コス博士」も全部出てくる
オリジナルキャラとすれば
門番の手下「ブルテリ」と「バーナード」かな？🤣
ちなみに主題歌はドラえもん映画史上初のジャニーズ(キスマイ)
やっぱり楽しかったな
