このレビューはネタバレを含みます
リンダ・ラブレースというセンセーショナルなアイコンを真面目に描きたかったのは分かるが、ユーモアとアイデアが不足。わざわざ映画でやるほどの話かと思ってしまう。
結局のところ、カトリックが…とか女性の人権が…以前にリンダがダメ女すぎるのが乗れない理由か。遭った被害全部を環境のせいにはできないような…いや本人も悪かった点は描かれているんだけど。そこにあんまり爽快感も感動もないからなあ。
結局アマンダ・セイフライドがなんか今回も脱いでる…感が一番インパクト強くなってしまう。寺島しのぶなみに脱ぐなこの人。で、彼女演じるラブレース以外のキャラがどいつもこいつも超パッとしないのがマイナスポイント。暴力的な旦那も随分モヤっとした描き方。両親もそんなに出ず…シャロン・ストーンの無駄遣い。というか、彼女の作品選びがとにかく「氷の微笑」脱却したいに寄り過ぎてて、肝心の質をよく見てない気が…。