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「犬」と「ロボット」という切なさ間違いなしの2要素と、朴訥とした絵柄のポスタービジュアルからこんなストーリーでは?という妄想が暴走して観る前から勝手に号泣。もしかしたら立ち直れないレベルで大泣きするか>>続きを読む
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ライアン・レイノルズ主演の「フリー・ガイ」とタイトルが似ているライアン・ゴズリング主演の「フォールガイ」。本作の監督は「デッドプール2」のデヴィッド・リーチだが、「フリー・ガイ」の監督は「デッドプール>>続きを読む
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ジャンヌを演じるルネ・ファルコネッティの顔が怖い。精神衰弱しきったジャンヌ・ダルクを凄いインパクトで演じている。あと、ラストの火刑のシーンは当時観た人にとっては大変ショッキングだったのではないだろうか>>続きを読む
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春の学園ラブコメはオーソドックスなものが多いのに対し、秋は変化球が多い気がする。体感だけど。去年だと「夜があけたら、いちばんに君に会いにいく」があった。今やズマズマでお馴染み平野紫耀主演のDV共依存追>>続きを読む
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柴田勝家の「走馬灯のセトリは考えておいて」と似てんなーと思ったらこっちの方が原作は先なのか。亡くなった人をAIアバターで蘇らせることはできるのか。10年前なら御伽話だったけど、昨今の急激なテクノロジー>>続きを読む
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ラッセル・クロウとサルマ・ハエックの二人芝居。身体の相性は最高なのに考え方が最高に合わない二人のグダグダ恋愛悲喜劇。
「花束みたいな恋をした」みたいな…というにはあまりにキラキラしていない笑。でも似>>続きを読む
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もう勝手にしてくれ…というお騒がせラブコメ。マシュー・マコノヒーだって仕事選べない時期があったんだぜという意味では勇気づけられる。
大変な結婚式をテキパキと仕切る主人公の様子は面白い。つまり、冒頭5>>続きを読む
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アレックス・ガーランドが「今のアメリカ人はこんくらいのノリで殺し合い始めそうだよな、なんで内戦起きたかのヒントくらい描いてるけどお前らそれ理解できないだろ?」とイギリス人ムーブ全開で撮った映画。実際大>>続きを読む
金城武が何言ってるか聞き取れないが、厨二病な雰囲気を楽しむ映画なので無問題。現実の新宿はこんなマンガチックに退廃せず、ただただ汚い感じになっているのであった。嗚呼。
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普通に観たらバカが考えたバカのための映画なんだが、昭和ゴジラの解像度は異常に高い。そうだった、ゴジラの怪獣は好きだけどストーリーが面白いと思ったゴジラの映画なんて片手で数えるくらいしかないんだった。嫌>>続きを読む
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ケン・ローチやりたいんだったらお金稼ぎたいとか賞獲りたいとか欲出さずに、ストイックに政治活動としてやるべきだと思った。
という書き出しから始めないと気持ちが落ち着かないくらい、ケン・ローチの映画だっ>>続きを読む
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今年の黒沢清はセルフリメイクがテーマなのだろうか。「蛇の道」と違い元になる映画があるわけではないが、本作は黒沢清のフィルモグラフィーを彷彿とさせる要素が散りばめられている。というか、彷彿とさせることが>>続きを読む
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「容疑者、ホアキン・フェニックス」という映画がある。2000年代には既に多大な実績を残していたホアキン・フェニックスが突如俳優引退を表明し、ラッパーに転向宣言をしたりトークショーで奇行を繰り広げたりし>>続きを読む
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長井龍雪は「とらドラ」「超電磁砲」「あの花」と自分の青春時代を彩ってくれた監督なのでこんなことはあまり言いたくないけど2010年代のクリエイターだなあ…って思っちゃった。絵の動かし方、演出が絶妙に古い>>続きを読む
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恥ずかしながら奥山由之と奥山大史は同一人物だとずっと思っていた。兄弟なのね。「KICK BACK」のMVを撮って今度「秒速5センチメートル」を実写化するのが兄の由之で、「地球儀」のMV、そして本作「ぼ>>続きを読む
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死ぬ寸前くらい幸せな走馬灯だったら良いのに、何の因果か味方に刺された上にホラーテイストな幻想に囚われて死んでいくベトナム兵のお話。主役は悲惨な目に遭うことに定評のあるティム・ロビンスだから仕方がない。>>続きを読む
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袴田さん無罪が大きく話題となり、本作で描かれていた日本の腐敗は現実そのものだと痛感するなどして奇しくもタイムリーな映画だったのだが…胸糞悪すぎてどんよりした気持ちにしかならなかった。
人体実験、自白>>続きを読む
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「そして僕は途方に暮れる」であらゆる人たちから逃げまくった藤ヶ谷太輔がそのツケで彼女に逃げられる話。違うか。
丁寧に作られた良い映画。サスペンスぽい前半部分はミスリードで、その実ウェルメイドなヒュー>>続きを読む
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超絶バカな脚本を笑う分には面白いんだが、多分そういう楽しみ方をする映画じゃない。
いや入りは良かったんだけどな〜チャップリンやりたいんだろ!?ならやっちまえよ!多少非現実的でも名作は名作だよ!と思っ>>続きを読む
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2024年にどこからどう見てもなパペットを「可愛いナマケモノ」で通す愛嬌にやられた。俳優みんな大真面目に演技していて凄い。
「女子寮の会長になれるくらいの人気を獲得したい!というかバズりたい!女子大>>続きを読む
評判良かった分期待はずれ。最近の堤幸彦は外連味を出そうとすればするほど滑るので、20年前なら向いていただろうこの原作は、今や不向きだったのでは。
アラタが結婚を切り出すまでの性急さに面くらったが、2>>続きを読む
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ブラムハウス、完全に粗製濫造ターンに入ってるな…インディーズで作られた短編映画の長編映画化らしいけど、アイデア不足で98分間延びしまくっている。最後ちょっとイイ話風に収めようとしているが、退屈なジャン>>続きを読む
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アンソニー・ミンゲラとはイマイチ相性が合わない…って学生時代に観た「イングリッシュ・ペイシェント」と「コールド マウンテン」がどちらも世間的な評価に対してどうにもハマれなかったというだけなんだが、これ>>続きを読む
面白かった。面白かったけど、レールの上の話に終始していたのでそのレールに乗るまでとかレールを敷く人の話も知りたいんだけどなと思ったり。しかし、それをやるメリットもあまりないのかもしれない。裏側や努力を>>続きを読む
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塩田明彦の「害虫」みたいなことがやりたかったんだろうなーと察しつつでもイマイチできていない気がする内藤瑛亮監督作。そもそも「害虫」だってそんなに面白い映画だとは思わないのだけど、向こうは宮﨑あおいと蒼>>続きを読む
中々な邦題だけど本編はその比じゃなく酷い。ところどころ編集点がおかしいし、スケアシーンだけなんとかハリウッドレベルで成立させているけど、その他のあらゆる面で商業映画として成立しているとは思えないクオリ>>続きを読む
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「サユリ」観たし家ホラーといえば…ということで観てみたんだけどうん。うーん。恐怖演出は普通。取り立てて良くできてるわけでもないけど悪くもない。まさかの犠牲者ゼロという比較的安全ホラーだった。まあ家族構>>続きを読む
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「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」という第一作のキャッチコピーがピッタリハマる、秀逸なSFホラー。
監督とついでに脚本がフェデ・アルバレスなので宇宙版「ドント・ブリーズ」というかあの映画の>>続きを読む
三木康一郎なので期待してなかったのだけど、無難に面白かった。学園ラブコメの基本はちゃんと抑えている感じ。
別にストーリー自体に取り立てて新鮮味とかはないのだけど、宮世琉弥も原菜乃華も演技の基礎がしっ>>続きを読む
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面白かったけど気分を害した。どっちかっていうと気分を害したの方が勝つ。
家族を理不尽に呪い殺されたばあちゃんが覚醒して、孫と一緒に幽霊に復讐する。大いに結構なプロットだと思いますよ。前半はまさに「呪>>続きを読む
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御洒落に撮ろうと肩の力が入りまくってるのが若干気になったが、それだけ当時のソダーバーグは崖っぷちだったのだろうか。果たして気合いを入れまくった御洒落さがウケ、見事にヒットメーカーとしての足掛かりとなっ>>続きを読む
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誰も山田尚子を止められなかったのだ。彼女に「天才」という言葉を使ってしまうと、その他の人がそれを名乗るのはちょっと烏滸がましいとすら思ってしまう。それくらい天才の所業。しかし、ウケないだろこれは。>>続きを読む
女性がエイリアンという部分にテーマ(と、ぶっちゃけエロティシズム)があったのに、男性がエイリアンだとお前全然意味ないやんけ、という続編。まあそれなりに面白くは出来てるのだけど。
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どう観ても「パラノーマル・アクティビティ」に影響を受けたモキュメンタリーなんだが当時は「マジもんの話」として売り出したらしく、そりゃアラスカから怒られるわ。
ミラジョ出演作のハズレ率の高さは誰もが知>>続きを読む
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やりたかったことは伝わる。伝わるが、もう少し上手くできたのではないかと思う。
開始早々、シリアスにやりたいのかコミカルにやりたいのかどうにも中途半端なテンションに煮え切らなかったのだが、途中で合点が>>続きを読む
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「Another」ってその気になればもっと怖くできるよなってずっと考えてたんだけどJホラー第一人者の清水崇も同じ事考えてたのかなーって勝手に親近感。それはそれとして、実は「ミンナのウタ」の続編というア>>続きを読む