キミシマユウキ

ラヴレースのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

ラヴレース(2013年製作の映画)
2.6
厳格な家庭で育ったリンダはバー経営のチャックと出会い衝動的に結婚する。しかし、彼の金がすぐに尽きてポルノビデオにリンダは金のために出演するハメに…

『マンマ・ミーア』『レ・ミゼラブル』の
アマンダセイフライド主演!
1972念の伝説的ポルノ映画『ディープスロート』にの主演女優リンダラヴレースを描いた映画。

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> R-18レビュー注意 <
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皆さんは”ディープスロート”という単語をご存じだろうか?
変態な男性、エッチなビデオが好きな男性、経験豊富な女性はニマニマしていることだろう。そうこれはエッチの時の一種の技の名前、つまり性技の名前だ。
どんな技なの?と聞かれたらここで書くには少しためらう内容だが要は口の奥の方までナニをブチ込むやつだ(笑)
そんなディープスロートを世に広めたのがこのリンダラヴレースなのだ!つまり世の中のディープスロート大好き男性は彼女を崇拝して日々感謝しながら生きていくべきなのだ!そして相手の女性は多分大変だからその彼女にも日々感謝していきなさい!
映画『ディープスロート』の内容はというとクリ○トリスが喉の奥についている不思議な女性の話だ。うん、書いただけでくだらないからこの話はもうやめよう(笑)
そんなリンダラヴレースの半生(?)描いた今作だが、正直一つの映画としての評価は点数を見たとおりたいしたことない。展開の盛り上がりにも欠けるし一番大事なHなシーンはほとんどモザイクがかかっていて興ざめだ。きっと当時のポルノビデオと同じ手法のボカシの入れ方なんだろうが、そういう目的で観に来た不純な視聴者にとっては不服だろう。そう、もちろん自分のような視聴者のことだ。もっと見せやがれよ!!
ただ皆大好きディープスロートの歴史を1時間半で学べれたと思えばいいのかな…
あ、当時の音楽を使ったであろうBGMは中々でした。

主演のアマンダセイフライドは実は結構好きな女優。
今回は内容が内容なだけあって結構体を張っている。たわわなおっぱいも楽しめる(最重要ポイント)ただセクシーさや綺麗さを求めているなら『クロエ』の方がファンの方は楽しめるだろう。リンダラヴレース本人に似せるためにそばかすなどを作っているため普段よりかわいくないと思った。
脇役は目立たないが意外と豪華で、かなり老けた『T2』のロバートパトリックや海外ドラマ『The O.C』 のアダムブロディ、ポルノ業界の大物に『スパイダーマン』のジェイムズフランコなどが固めている。
エンディング後に気づいたが面白いのはリンダの厳格な母を演じたのがシャロンストーンだということ。『氷の微笑』で股を広げていた彼女が

「汚らわしいわッッ!」

といっても説得力ないだろ(笑)

結局面白いのかと聞かれると答えずらい作品ではあるが、伝説的ポルノ映画『ディープスロート』の背景を知りたい方には意味のある時間にあるだろう。

アマンダセイフライドのファン、そして日々ディープスロートのお世話になっている男性諸君には勉強としてオススメの作品。