はる

幕末高校生のはるのレビュー・感想・評価

幕末高校生(2014年製作の映画)
2.7
日本の歴史に大きく携わるも、実際に会ってみると何もしてなさそうなイケメン勝海舟。何かしてるつもりになってる歴史教師。この2人が出会うというのが、鍵ですよね。

あの時代、何もしないことがどれほど大変か。進歩した現代、したつもりの人がどれほど多いか。私だって、劇中の教師と同じ、職場のパートや新入社員の力になりたいけど、彼女らのサポートちゃんとできてないなと感じるんですよ。したつもりになってるなって。

偉人や名もなき人たちの成したことが、未来をつくり、その未来で私たちは生きてる。私たちが成したことも、次の時代をつくっていく。日本の歴史に影響を及ぼすのは、偉人だけじゃない。私たちも無関係じゃない。

次の時代の人たちが、もしタイムスリップしてきたら。私はかっこよく、未来を守るって言えるかな? 言える自分でありたいなと感じました。
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