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アゲイン 28年目の甲子園のEDDIEのレビュー・感想・評価

アゲイン 28年目の甲子園(2014年製作の映画)
3.8
おじさんたちがもう一度目指す甲子園。
“一球入魂”に込めた強い意志、あの頃負けることすらできなかった彼らの再挑戦は原作重松清印の感動ヒューマンドラマ。
甲子園優勝校以外は必ず一度は負ける…その“負けられる”ということに価値を持たせてくれる良作です。

〈感想〉
阪神甲子園球場を舞台として、実際に2004年から開催されているマスターズ甲子園。

▼以下、マスターズ甲子園オフィシャルサイトより抜粋
“2004年に第1回大会として始動し、今後は日本の「フィールド・オブ・ドリームス」として、全国200万人と推計される元高校球児による各地域でのOB/OG野球クラブの活性化、生涯スポーツとしての野球文化の発展、熟年(マスターズ)世代と共に、現役高校球児を含めたユース世代にも応援メッセージを発信しながら、活力と夢に満ちた個人・地域・社会・未来への創造と発展に寄与していくことを目指します。”

私は重松清原作の映画に結構弱いんですよね。2020年公開の山田孝之主演『ステップ』なんか、年間ベスト3に入れたぐらい好きで何度か映画館にも足を運びました。

本作もいつもの重松清といえばそれまでなんですが、ただおじさんたちが甲子園を目指すスポ根映画に終始しているのではなく、複数組の父と娘の再生物語として機能しており、そんな親子関係を見せられると目頭が熱くなるわけです。

〈キャスト〉
坂町晴彦〈46〉/高校時代(中井貴一/工藤阿須加)
戸沢美枝(波瑠)
立原裕子〈46〉/高校時代(和久井映見/木竜麻生)
高橋直之〈46〉/高校時代(柳葉敏郎/大内田悠平)
坂町沙奈美(門脇麦)
松川典夫(仲野太賀)
柳田建司(西岡徳馬)
山下徹男(村木仁)
高橋夏子(堀内敬子)
高橋マキ(久保田紗友)
山下の妻(西尾まり)
大出(浜田学)

※2022年自宅鑑賞190本目
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