オレはいったい誰なんだ。
分かってるのはジャック・フロストって名前だけだ。
みんなオレに気づいてもくれないし。
なんでだよ?
まあ、もう今となってはもうどうでもいいや。
楽しくやってさえいられりゃ。
なのによ…
ブギーマン?
ガーディアン?
子供達を守るって?
よせよ。
ガラじゃねえ。
でも、何だ?
この胸が疼く感じは?
分かったよ。
お月さん。
踏み出せばいいんだろう?
そうすれば、本当の自分に会えるんだよな。
ドリームワークス作品。
子供達に信じてもらえなければ、力を失ってしまう存在。
孤独に生きてきた主人公が、仲間と出会い共に戦う中で自分のルーツを知る。
そして、自分の核とは何なのかに気づいていく。
ディズニーやピクサーに比べれば、笑いの要素は少なめであるものの…
少年マンガのような胸熱な展開が良い。
そのうえ、ギレルモ・デルトロが総指揮とくれば…
当然、大人も楽しめるビターな味わいもあります。
ガーディアン達の微妙に可愛いような可愛くない、この感じ。
特に、歯の妖精のデザインなんかはギレルモ風味がありますね。
サンドマンの、話せない代わりに頭の上に思ってる事がふわふわ出てくるのも結構好きです。
恐怖を植え付けにくるブギーマンのシンプルなスタイリッシュさ。
闇に包まれた馬もいけてる。
演じる声優が、これまた豪華!
クリス・パイン。
ヒュー・ジャックマン。
ジュード・ロウ。
アイラ・フィッシャー。
良い役者は、声だけでも素晴らしい演技が出来るんですよね。
エンドロールも可愛らしくて良かったです^o^