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早熟のアイオワのkokottoのレビュー・感想・評価

早熟のアイオワ(2008年製作の映画)
3.5
原題 The poker house
13歳から14歳へ変わる歳のアグネスは娼婦の母と二人の妹と共に、ポーカーハウスと呼ばれる賭博とドラッグと売春が行わる家で暮らしている。

まだ幼いが美しいジェニファー・ローレンスと大人顔負けの喋り方のクロエ・グレース・モレッツが見所。

話の冒頭から家に知らない男が裸で居たり、妹達も全然家に帰らずBARに入り浸ったったり、友達の家に毎日泊まったり新聞配達や空き瓶集めたり、どういう状況?と思ったけど、とてもじゃないが子供が住めるような環境ではなかった。
そんな中でも逞しく生きる三姉妹を描くが、母親にも自分を救ってくれるのではないかと期待していた男にも裏切られズタズタになるのが辛かった。
70年代だとまだそんな子供らを救う体制も出来てなかったのかな。

そんな環境でもバスケの試合に応援に来てくれた友達やバスケ仲間の男の子達やバイト先の人達との良好な関係が垣間見えて嬉しかった。

ラストの三姉妹で車で歌うシーンが好き。この三姉妹なら上手くやっていけそう。

◆2021年 25本目
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