このレビューはネタバレを含みます
なめらかに繋いだ短編集を鑑賞したような感じだった。日記や絵を描きながらの鑑賞でもちょうどいい。
不在のコーヒーが個々の物語を繋ぐ結節点ではあったがタイトルは原題「Oh boy」でいいじゃん。とってもキュートだけどしっかりしてよboy!主人公、身体は大人だけどモラトリアム真っ只中のちょっと情け無い少年って感じ。
ユリカは心の中で惨めな少女のまま自立したレディになったから本当には癒えていない。でも癒し方もわからないのだと思う(私にもわからない)
過去の精算がなければユリカにとって意味はないし、ニコにとっては”いじめてOK枠の生き物”と”目の前の美人さん”は別物だからそんなセリフを言わされたら違和感を覚えてしまう。
2人が性欲以外で交わる事はないんだろうな。
私がユリカならニコを殴ります。