ボーダー民族

真昼の不思議な物体のボーダー民族のレビュー・感想・評価

真昼の不思議な物体(2000年製作の映画)
2.8
昔、東海オンエアがリレー形式で漫画を作ると言う企画があり、それを思い出した。

この映画は、人々のその物語や不思議な物体の捉え方を見ていくとおもしろい。物語というのはその人の思い出や経験、好みなどで作られる。そのため、その人の人間性がわかるのである。冒頭で監督が「リアル?フィクション?」という質問につながる。

物語自体は破綻しているが、そりゃ相手は脚本家でもないしただの素人だ。ただ、さっきも言ったその人の人間性がわかり、この人はどういう人生を送ったのかと想像力を掻き立てられる。だから、物語の流れや面白さは関係ないのだ。