重かったなぁ(笑)。
お話がっていうんじゃなくて、雰囲気が。
でまた、スティーブ・カレルが特殊メイクで演じるジョン・デュポンがもう気持ち悪くて。ちょっとやり過ぎじゃないかと(苦笑)。
ルックス・演技的には完全に変態連続殺人鬼ですよこれ。
こいつの母ちゃんがまた、なんというか「この親にしてこの子あり」な感じがビンビンで。
こりゃ息子もちょっとおかしくなりそうだぞと思わせる。
今のところこのデュポン家、全く羨ましくない大金持ちランキング暫定1位。
予告編の「マーク!(片手に拳銃でおいでおいで)」からの~のシーンはホント怖かった。ビクッとしてごめんなさい隣の人。
でももっと怖かったのは、金メダルを取って皆で祝勝会やってる時の、ジョンがひとしきり演説をぶった後にちょっと間を置いてのジョンマンセー‼‼のところ。言ってる事よくワカンネーけど勝ったから結果オーライだぜ!お前さいこう俺たちさいこう!イエー‼‼
…。
いやいや、母ちゃんの批判してるけどお前もおんなじ事してるよ!
そしてその事を微塵も感じない取り巻きの脳筋たち…。
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ストイックに頑張るタイプっぽいマークが、何気にほっとくとサボったり精神的に脆い奴だったりするのもなんか良かったなぁ(やけ食いって!(笑))。
あぁだからこいつは兄貴を越えられないのねって感じ。
重々しい演出ながら、わりと全体的に分かりやすいつくりだったと思う。
好きな作品ではないけど、もう一度観たいような。
どーでもいいけど、このジョン・デュポンをの佇まいでたけしを連想してしまった人は他にもいませんかね?
何か物騒な事を突然やらかしそうな顔つきと歩き方と、似合わないトレーナー姿(『たけしの元気が出るテレビ』世代なもので…)から。