フォックスキャッチャーの作品情報・感想・評価

「フォックスキャッチャー」に投稿された感想・評価

秋

秋の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

チャニング・テイタムとマーク・ラファロは役作りも含め説得力充分で素晴らしかったが、それ以上にスティーヴ・カレルが凄い。本当に不気味。全編に渡ってずっと不気味。
マークのデイヴに対する気持ち。デュポンとマークの出会い。デイヴの真っ当さ。これで充分。
一生忘れられない作品の1つになった
レスラーと投資家の悲劇の実話。

レスリングの金メダリストに
なった兄弟2人。

兄は結婚もして子供もいて、
生活も順調だが、
弟は不器用な性格もあって、
メダリストであるものの、
貧しい生活をしている。

その弟に富豪のデュポンが声をかけ、
成功していくが、その先は…

一見、アメリカならではの
サクセスストーリーと思いきや、
なんともスッキリしない
モヤモヤする展開が続く。

そして、スティーヴ・カレル演じる
デュポン氏の目が笑ってない芝居が
なんともリアルで良かった。

あと、チャニング・テイタムと
マーク・ラファロの姿勢ですね。

レスラーっぽい筋肉が詰まった感じの
姿勢がとても本物っぽかった。

このレビューはネタバレを含みます

『フォックスキャッチャー』鑑賞。ずっと観たかった作品がNetflixで出てたので仕事終わりに鑑賞。金持ちのマザコンが癇癪起こしてメダリストを殺害するお話。
静かに狂っていくジョン・デュポンの恐ろしさが息を呑む展開。最後までハラハラする凄まじい作品だった。
悲しすぎる結末、実話を知る前に映画を見たら泣きました。幸せな未来がいくつも考えられる中の、最低のルートを辿った感じでした…お兄ちゃんが強い、かっこいい、頼りになる、可哀想。見終わった直後はあのクソじじいも哀れだと思ってたけれど1日経ったらイライラしてきました。弟は、現実世界にそのまま居そうなリアルな人物像で、役者の演技力に脱帽です。

おじいさん役の中の人がアメリカで超有名な芸人だったことに驚きました
い意味で後味のわるーい映画。
スティーブ・カレル演じるデュポンのどこかおかしいな?という違和感がどんどん大きくなっていき、それが特に母の死後、椅子に座る深さにどんどん現れてくる。承認欲求の増大、といえば簡単だがなかなか簡単に言語化していいのかもわからない。
彼にサポートされるマークも段々とどうかしていき、まともなのは兄のデイヴだけ。
そこに静かな音楽も加わってか、後半は笑顔、笑いが劇中にほぼない印象。それが後味の悪さを更に強くしているのかもしれない。
“鳥類学者 収集家 博愛主義者”
クレイジーでつかみどころのない危険な人物で最初は「やっば」「なんなのこの人」としか感じないんだけど、
あまりにゆっくりじっくり丁寧にデュポンという人を描いていくので、徐々に背景が見えてきて、異常な心理や壊れてしまった“何か”が不思議と納得できた
マークもマークで、溜まっていって押しつぶされていって…ミシミシと音が聞こえるような。
淡々と進むしセリフが少なく間が長いタイプの映画だけど印象に残る激ヤバシーンがいくつもある
その徐々に徐々に…の構成と、その間に耐えれる役者たちの演技にあっぱれ
コメディ俳優のイメージが強かったけどスティーヴカレルすげえ まじですげえ
マーク800本目の映画でした୧⍢⃝୨
色んな感情にさせられて忙しい。話的にはシンプルでも、なんだかスッキリしない、不気味な感じがずっと続く雰囲気にきっちり持ってかれつつ、一気に結末へ向かう。文句なしにおもしろい。
アル

アルの感想・評価

3.8
ドキュメンタリー寄りの作品

変人であることは確かなんだけどどこか分かるというか 母親からは認められず自分の思い描いた未来とはかけ離れていくその過程で自分を制御できなくなってしまったが故のラスト。ここまでは極端な例は珍しいけどこんな人っているよね 周囲に自分を認めさせたい 実際は大したことないけど強い人間であることをアピールしたいと願う人

何よりも実話なのがビビるけどこの全体のストーリーでアメリカの弱さを見る事ができるのは中々に面白かった。

何個か不満点はあります
Yokoyama

Yokoyamaの感想・評価

3.6
環境に恵まれないレスリング金メダリストの
兄弟を御曹司が支援する
その御曹司が異常、狂気

実際に起きたメダリスト射殺事件を題材にした映画

御曹司:スティーヴ・カレル
兄:マーク・ラファロ
弟:チャニング・テイタム

キャストがそれぞれ魅力的で合ってた
スティーヴ・カレルの変人ぶり
マーク・ラファロの優しい役柄
チャニング・テイタムの精神不安定な役

映画では悲しい誰も報われないラストやったけど事実と多少異なるみたい
たしかに強い弟やとこの映画は成り立ってなかったね
重厚で硬派な作りでめっちゃ良かった。
一般受けはしないと思うけど。
実話を基にした映画。
殺人事件がモチーフって情報だけで
誰が誰を殺すのは知らずに見てたので
ずっとソワソワしながら見てた。
圧倒的な画力・映像の重みと
俳優陣の演技(特に主演の大富豪役の人の怪演ぷり)で
不穏な感じがずっと出てる。
エンタメ的なクライムサスペンス感ではない静かで深い重みと凄み。
中盤の大富豪のお母さんとの例のシーンが
別の意味で見てられなかった…笑
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