KUBO

フォックスキャッチャーのKUBOのレビュー・感想・評価

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)
4.5
アカデミー賞5部門ノミネートの「フォックスキャッチャー」を見てきました。
1996年にアメリカで実際にあった、大企業の御曹司がレスリングの金メダリストを射殺した事件を描いた作品。
孤独な大富豪を演じる主演のスティーヴ・カレルの演技が不気味で凄まじい。「40歳の童貞男」と同じ人とは思えません。また実在するレスリングの金メダリストを演じる人気俳優のチャニング・テイタムも、今までにない複雑な心理描写を含む難しい役に挑戦し、俳優として大きく成長した姿を見せてくれる。
最初から緊張感と不安感がずーっと続いて、最後にドカーンとくる、ちょっとハリウッド映画と思えないような重厚な秀作です。
KUBO

KUBO