なつ

フォックスキャッチャーのなつのレビュー・感想・評価

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)
3.7
“鳥類学者 収集家 博愛主義者”
クレイジーでつかみどころのない危険な人物で最初は「やっば」「なんなのこの人」としか感じないんだけど、
あまりにゆっくりじっくり丁寧にデュポンという人を描いていくので、徐々に背景が見えてきて、異常な心理や壊れてしまった“何か”が不思議と納得できた
マークもマークで、溜まっていって押しつぶされていって…ミシミシと音が聞こえるような。
淡々と進むしセリフが少なく間が長いタイプの映画だけど印象に残る激ヤバシーンがいくつもある
その徐々に徐々に…の構成と、その間に耐えれる役者たちの演技にあっぱれ
コメディ俳優のイメージが強かったけどスティーヴカレルすげえ まじですげえ
マーク800本目の映画でした୧⍢⃝୨
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