このレビューはネタバレを含みます
フランス、パリへ行って、ルーブルへ行って撮影これだけ?!
モナ・リザ取り上げてる割に設定が雑に感じる。
東京国立美術館のセキュリティ面緩いし、本物のレオナルドの作品(作中での設定)の扱いも雑だし、なんだか現実味がないというか…そういう設定なら仕方ないのかもしれないけど、観ていてに中途半端に感じた。
あと、裏で動いている悪事、主人公(綾瀬はるか)の体調が作品を見たことによって崩れていく、記者(松坂桃李)の推理など、ごちゃごちゃしてて軸が何なのか、何を見せたいのかよく分からなかった。
ミステリーにしては登場人物が少ないし、犯人が誰かっていうのがすぐにわかってしまった。
カメラワークや音楽もありきたりと言うか…
もっと象徴学や美術史的な学術が関係していると思っていたので残念だった。