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円卓 こっこ、ひと夏のイマジンのYSKのレビュー・感想・評価

3.7
想像力豊かで好奇心旺盛な小学3年生こっこが様々な経験を経て大きく成長するひと夏を描いたお話

私が汚れ荒み枯れ果ててしまったせいか、小学3年生のこっこを見て眩しくなるどころか何一つ感情をつき動かされることがなかったものの、少ない言葉で薫陶したおじいちゃんや年下扱いせずにしっかりと謝れる姉、厳しさの中にも優しさが見てとれる母といった家族関係が胸に刺さりますし、ぽっさんをはじめとした幾人かの同級生も非常に楽しげ

そして何より、主人公を演じた芦田愛菜の表情がすごくすごい魅力的!
お話に心揺さぶられたり感動したりということはありませんでしたが、あっちへころころこっちへころころと感情を見せるその表現力には素直に感動しました
この子はすごくすごいですね、もしかしたら引く手あまたの大女優になるかもしれません、今のうちに顔と名前を憶えておきましょう
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