表紙から入りました
19秒の映画なのだと勘ぐり、、、
見始めてしまった
それが私の運の尽きだったのでしょう
気付けば約束のデートの時間を
2時間半も過ぎていたのです
携帯には着信が21件
ラインは4件
その全てが彼女でした、、、
汗が頬を伝いました、、、
ただ、
ただしかし、、
この映画を見終えた私はもう別人だったのです
私にはもう
マッコールその人が
憑依していたのでした
たかだか2時間半の遅刻くらいじゃないか
そうだ、、、
彼ならそれだけの時間があれば
400人は殺害できているはず、、、
たかだか2時間半の遅刻で
彼女に文句なんかは言わせない
そう思った私は
彼の様に無駄のない動きで身支度を終え、
時間にして約3時間強の遅刻を完了して
目的地(デート場所)に到着しました
目的地には今回のターゲット(彼女)が立っておりました
彼女もこちらに気づいたようで
私はマッコールよろしくニヒルに笑い
ゆっくりと
しかし無駄のない動きで
彼女の方に歩みよりながら
手で銃を作り
彼女に向けて大声でこう叫んだのです
フリィィイーーーズッッッ！！！！！！！！！
練習不足、または経験不足だったのでしょうか
今となってはおそらく後者だと解釈しております
その大声には相手を静止させる効果は無く
無言で彼女が私の眼前に到着した刹那、、
目の前に火花が散ったのです
撃たれたのかと一瞬錯覚するほどの威力で私は
見事に顔面パンチをいただいており
並びに気付けば真後ろに転倒しておりました
その間、、、
時間にして19秒、、、
そうゆう事だったのかと、、、
うなだれながら歓喜した私が
お前がマッコールだったのか、、、
やっと会えた、、、
と同時に追い金的をくらったのを機に
この映画に⭐︎5の評価をつけました
⭐︎5はその時の金的の威力でもあります
それからとゆうもの私は
尊敬と憧れの念を込めて
マッコールにちなみ
彼女のことをマッコールと呼んで止まないのです
もちろん彼女に意味は伝えていませんが
あながち嫌とゆう訳でもなく
どちらかとゆうと響きが気に入ってるようでした
そして今日、
そんな最愛のマッコールからの電話が鳴りました
私はいつものように失礼のない様
姿勢を正して電話に出ます
ねえねえ！
イコライザーって知ってる？
友達から聞いて面白いらしいよ！
今から家行くから一緒に見ようよ！
私は反射的に
上官からの命令に即座に
イェザア！！と
発音良くネイティブの発音で
承知いたしましたと答えます
上官のからの命令でNOはありえないのです
そして
電話越しに敬礼をしました
これは彼女に敬意を表したのではなく、、、
私のもう片方の睾丸が無くならない事を願って、、、🫡
