気に入らない点。
もちろんある。
そこがギャレス監督らしさでもある。
なんだかモヤモヤっとしてしまうこの感じ。
すっきりしない感じ。
でもゴジラっていうコンテンツパワーでそんなものは吹き飛んだ。
ラスト五分だけでもう何もかも許せてしまうような。
雄叫び。
一部のシーンを切り取っただけだと震災や津波が題材の映画かと思ってしまうほど、描写が細かく考えられていて、一つの災害としてゴジラを描いたことはすごく良かったと思った。
それでもハリウッドらしくヒーロー的な役割をゴジラに持たせる部分は平成ゴジラを連想した。
本当は純粋な恐怖としてのゴジラがみたかったけれど、これはこれで僕らの世代が一番親しんで来た形のゴジラだったように思う。
また日本に戻ってこいよ!ゴジラ!!