すあまさえ

新劇場版 頭文字D Legend1 覚醒のすあまさえのレビュー・感想・評価

3.5

先輩がアニメDVDを全部貸してくれたんです。昔のアニメ、面白いもの沢山あるよね。

アニメのが好きです。
絵も音楽も。

けど映画もよく出来てる。
高橋啓介とのバトルをしっかりとまとめてるし、全部観るのが大変な人には充分伝わると思う。

群馬に住んでる私からすると地名とか馴染みがあって、楽しいんだよね。

アニメ版の拓海の方がぼーっとしてて感情を出さない。
ただ映画にする時には時代にあった主人公に変えないと観てもらえないからしょうがないんでしょうね。

音楽もそう。
走り屋はユーロビートをかけながら山を走るんですよ。
だからね、映画版の音楽だと物足りないんです。綺麗になり過ぎちゃってる。

20代の私がアニメを観ても間延びを感じないし、飽きたりしないから、
これが顔文字Dか、言うほどじゃないな
って、思わないで欲しい。
もっと面白い。

プライドってなんなんでしょうね。
誇りとかさ。

みんな、昔の人はそういうものを、なんというか、ちゃんと一人ひとり持ってたんだよね。
教えてくれる人もいた。
支え合える仲間もいた。
というか、それが当たり前だったんだよね。

だからといって、時代のせいにしてもしょうがないし、今しか生きれないしね。

勝ちたいって言葉がこの映画やアニメには沢山出てくるんですよ。
あと期待してるぜって言葉も。

そういう言葉って、今だと熱いとか言われて、逆にダサいっていう感覚が流れてるよね。

必死になる事、なれることが少なくなった現代だなぁと思うんです。
世界は広がった代わりに、想いをかける場所が分散してるよね。

と、どんな映画を観ても、結局こういう視点の感想になってしまう。
すあまさえ

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