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オール・ユー・ニード・イズ・キルのNobのレビュー・感想・評価

4.0
桜坂洋のSF小説「All You Need Is Kill」をハリウッドが映画化。

タイムループを重ねる度に強くなっていくというゲーム的な感覚、機関銃やロケット砲が装着された機動ジャケットで謎の侵略者ギタイを相手に繰り広げられる壮絶なバトル、いつもはタフガイを演じるトム・クルーズが、ヘタレな兵士から何度も生き返り(訓練を重ね)戦士へと変貌を遂げるユニークな役柄の新鮮さ、そして、エミリー・ブラント演じる屈強なヒロインの魅力が相まって今までに無いエンタメSF作品に仕上がっている。

後半はエンディングに合わせるためにご都合主義開な展開となり、小さく纏まった感は否めないが、不思議な世界観と何度も観たくなる面白さがある。
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