傑作『発情アニマル』を題名だけパクったクソ映画。。。
全く期待していませんでしたが、本当につまらなかった。
そもそも原題がジュリアだし。
リメイク版の2にも及ばない、エログロ無しのぐだぐだ作品。
看護師ジュリアは4人の男にレイプされ、波打ち際に棄てられる。
ひよった男アダムのおかげで一命はとりとめたが、悶々と暗い日々を送るジュリア(最初から暗い子なんですがね)。
そんなある日、特殊なレイプ被害者セラピーの存在を知る。
早速受診!
すると、男性セラピストが現れ
「全て僕に任せなさ~い。復讐?そんなこと考えてたら良くならないよぉ?勝手なことしないでね!あとはセイディに聞いて。じゃ!」
と、セイディという女性を紹介された。
彼女はジュリアに化粧をし、全身黒レザーを着せ、男を誘き寄せる術を磨きなさい!とバーへ直行。
で、誘き寄せた男を殴ったり、アレを切り取ったりしていく。
いやいや、私は私をレイプした4人を殴りたいんだけど?
そんなごもっともな意見を持つジュリアは、セラピストやセイディを振り切り、1人復讐を始める…
まぁ、そうだよね。
知らないチャラ男を殴っても、気は晴れないよね!
セラピストがなんで彼女を止めるのか?
そもそもこのセラピーはなんなのか?
っていうか、レイプ被害者が男誘き寄せるのって相当なことなのでは?
大体、このジュリア、復讐一直線で、トラウマとか全然見せないのね。
だから、レイプの悲惨さが全く伝わってこないし、復讐する程のことだったのかな?って思ってしまう。
『発情アニマル』は、心身共に本当にズタボロにされて、死にかけて、復讐だごるぁーっ!!!!ってなるから、最後もスッキリするのに。。。
というわけで、なんかボンテージっぽい服着て、強い女の復讐劇作りたかっただけーな駄作でした。