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イーダのmegのレビュー・感想・評価

イーダ(2013年製作の映画)
3.0
ポーランド映画鑑賞は『カティンの森』以来、人生で2作目。しかも2作とも戦争を背景にした作品である。ポーランドの歴史に明るい方ではないが、戦時中のポーランドの悲しみが作品全体から滲んでいるように感じる。そんな中イーダが少女から大人の女性へと成長する姿をロードムービーのように描く。人物を隅に配置し、上半分の余白に常に神の存在を意識させながら。一時は髪をほどき、神からも解き放たれようとするものの……。カメラが移動し始める瞬間はお見逃しなく。う~ん、しかし難しい(笑)。
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