くま

ダンシング・クィーンのくまのネタバレレビュー・内容・結末

ダンシング・クィーン(2012年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ただのコメディ映画と思って観てみたら、、

好きな要素が一杯詰まっていて素敵な作品だった。

歌ありダンスあり、、ダンシングクイーンていうくらいだから当然か。

たくさん笑い、そして泣かせてくれた。


ただのダンシングクイーンを目指す女性のサクセスストーリーだと思っていたら、倦怠期に突入した夫婦がお互いそれぞれの夢を追いかける素敵な話だった。


結婚後の女性の立場(存在価値というか)、夫婦のあり方も含め、

また同じ政党内での政治家同士の足の引っ張り合いなどへの風刺もあったり

コメディタッチでありながら、いろいろ共感、心を掴まれた。

ファン・ジョミンのソウル市長候補としての民進党(?)集会での演説がとても素敵だった。

すべてそこに集約されていた気がした。

ここがクライマックス、泣けたし心がぎゅーっとなった。

歌とダンスを楽しみながら笑いながら、大切なことを涙しながら教えていただき、ラストはとても幸せな気分にしてくれました。

韓国でヒットした韓国映画というものにハズレはないですね。
くま

くま