高校の卒業と新たな門出を祝うべく旅行に出かけた若者4人が、なんか舞い上がっちゃって誰が見てもわかるようにちゃんと封鎖されていた立ち入り禁止エリアに侵入し車で暴走していたら子熊を轢き殺しちゃって、親熊(グリズリー)にぶちギレられるお話。
B級だろうとなんだろうとだいたいこの手のモンパニ作品って、人間の所業がどうのこうのと大枠で何かしらの事情を組み込んでるもんなんだけど、これは基本そっちは放置で、当事者である彼ら4人の直接的な落ち度ばかりがフィーチャーされてしまってるからおもっきし白けるし終始馬鹿らしい。
そりゃグリズリーはキレ散らかすだろうし、当然の結果だろうとしか思えん・・・
そんなことより一番引っかかったのは、友達が自分の代わりに走って助けを求めに行くってなった時の主人公と思しき人物の行動よ。いや何もしてないんだけどそれこそが問題で。
自分は靴履いてるの見せびらかしといてその友達サンダルよ? 10キロちょっとを2時間で走るって計算しといてサンダルのまま行かせるかね? 長い付き合いなんだろ?
極端に足のサイズが違うとかの問題? ダルダルのサンダルよりマシだろ??
こういうちょっとしたところから雑過ぎて、単なる非常識なパリピが自業自得因果応報なだけのお話に拍車がかかっちゃってる残念な作品だったよ・・・
「クライモリ」シリーズ...「イグジスツ 遭遇」(2014)...