ルパンのテレビスペシャルも役目を終えつつあったのだろうなぁ。
今作の後、第4・第5シリーズが制作され、マニア向けには峰不二子という女も作られた。
赤ジャケも緑ジャケも過去の異物となってしまった現状で、赤ジャケ最後の作品。
まず、キャラクターデザインがなんかキモチワルイ。全体的に黒目が大きくて、ルパンに至っては黒目にハイライトが二つも入ってる。妙に目力が強いというか、キラキラしてて圧倒的に変。
絵柄がオフィシャルっぽくなくて、同人絵みたい。
架空の王国で、架空の民族紛争の話。王国は企業の商業主義に乗っ取られ、現地民が空族ゲリラになり対抗する。
空族の娘がヒロイン。胸を触られイヤーンな女の子。
さらに、成り行き上で関わることになった赤ん坊をルパン一味で世話をする。「三人の名付親」「スリーメン&ベビー」「東京ゴットファーザーズ」のシチュエーションですな。まぁコレがやりたかったんだろうね。
そうしたら、もっとこの路線を突き詰めたコメディに割り振って欲しかったな。
